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小栗 英知; 大越 清紀; 池上 清*; 高木 昭*; 浅野 博之; 柴田 崇統*; 南茂 今朝雄*; 上野 彰; 神藤 勝啓
AIP Conference Proceedings 1869, p.030053_1 - 030053_7, 2017/08
被引用回数:5 パーセンタイル:88.97(Physics, Applied)J-PARCリニアックのビーム増強を行うために、セシウム添加型高周波負水素イオン源の運転を2014年9月から開始した。本イオン源は、ステンレス製プラズマ生成室、ビーム引出系及び差動真空排気用大型真空チェンバで主に構成されている。本イオン源は、2014年10月の運転中にアンテナが故障したが、それ以降、現在に至るまで重大なトラブルは発生していない。現状、ビーム電流45mA、デューティーファクタ1.25%(ビーム幅0.5msec、パルス繰り返し率25Hz)にて1,000時間以上の連続運転を達成している。本発表では、本イオン源の長時間運転における運転パラメータや安定性について報告する。
柴田 崇統*; 浅野 博之; 池上 清*; 内藤 富士雄*; 南茂 今朝雄*; 小栗 英知; 大越 清紀; 神藤 勝啓; 高木 昭*; 上野 彰
AIP Conference Proceedings 1869, p.030017_1 - 030017_11, 2017/08
被引用回数:4 パーセンタイル:84.9(Physics, Applied)J-PARCでは2014年9月より、セシウム(Cs)添加型・マルチカスプ・高周波放電型(RF)負水素(H)イオン源の利用運転が開始され、電流値45mA、繰返し1.25%(0.5ms, 25Hz)のH-ビームを1000時間連続で引き出すことに成功している。本研究では、J-PARCイオン源内のRFプラズマに対する数値計算モデルを構築することで、プラズマの点火過程と定常状態におけるH生成・輸送に関わる物理過程を解明する。シミュレーションモデルでは、(1)荷電粒子(電子,水素陽イオン, Csイオン)、(2)イオン源内に形成される誘導性・容量性電磁場の時間変化、および(3)荷電粒子と水素原子・分子間の衝突過程を同時に計算する。また、同モデルを高エネルギー加速器研究機構並列計算機システムA(32ノード・256GBメモリ)に適用することで、10m以上の高密度となるRFプラズマの挙動を十分な統計性を以て計算することが可能である。発表では、RFプラズマの成長過程に重要なプラズマパラメータを、プラズマ温度・密度、および電磁場分布の時間発展とともに示す。
上野 彰; 大越 清紀; 池上 清*; 高木 昭*; 小栗 英知
AIP Conference Proceedings 1869, p.030011_1 - 030011_10, 2017/08
被引用回数:7 パーセンタイル:93.48(Physics, Applied)J-PARCでは、400-MeV LINACの出射Hイオンビーム強度60mA運転の検討が行われている。このビーム強度は、J-PARC LINACで達成された50mAより20%高く、世界の同様のLINACでの運転ビーム強度より50%高い。最近、J-PARCセシウム添加型RF駆動Hイオン源で、この60mA運転を可能にするビームの生成に成功した。水素プラズマ中のアルゴン, 窒素, 水分の不純物の制御とロッドフィルター磁場の調整により、95%-ビーム横方向規格化rmsエミッタンス0.23mmmradの66-mAビームが生成された。
上野 彰; 大越 清紀; 池上 清*; 高木 昭*; 小栗 英知
AIP Conference Proceedings 1869, p.030052_1 - 030052_7, 2017/08
被引用回数:3 パーセンタイル:78.46(Physics, Applied)異なるイオン源で生成されたビームの輝度を比較するためには、一貫性があり、異なるバックグラウンドノイズに対して曖昧さの少ない横方向エミッタンス評価手順が必要である。この論文で、J-PARCセシウム添加型RF駆動Hイオン源のビームエミッタンス評価手順を示す。ビーム信号の基準レベルを合理的に補正し、100%と95%ビームを一意に定義することでエミッタンス評価の曖昧さを除去している。この手順で、セシウム添加条件と2-MHz RF電力がほぼ一致しているが、異なるバックグラウンドノイズで測定された、2つの95%ビームの横方向rmsエミッタンスは、ほぼ同じ値に評価された。